こんにちは、yukkyです。
今回は効率の良い学習の順番についてです。
色々な学習法が乱立していますが、果たしてどれが効果があるんだろう??とお迷いの方も多いはずですよね。
私もそのうちの一人です。
やはり「これだ!」と思ってやっていても、少し躓いたりすると、
やり方はあっているのだろうか?不安になることもありますよね。
「多言語を習得することが趣味」という、最近お知り合いになった方がいらしたので、コツを聞いてきました。
和訳と英訳の勉強、どちらを優先すべき?
「効率良く勉強する」といっても1週間でペラペラ!とかではありませんよ(;^ω^)
この方は得意の英語を活かして貿易事務をお仕事になさっておいでです。
また、これもご趣味でゴスペルもたしなんでらっしゃるそうで、たいへん好奇心の幅が広い方です。
そこで、「私は外国語を聞いて和訳することはできても、日本語を外国語訳するほうは苦手なんですが、なにか得策はあるんですか?」
と尋ねてみました。
【和訳を先に学ぼう】
するとその方は「まずは英(または他の外国語)文を「聞いて→読んで」和訳、
和文英訳の訓練はそれがある程度できてからよ」とおっしゃられました。
それを聞いて私は、「なるほど、わけのわからないものは扱うことができないですよね!」
とストンと腑に落とすことができました。
以下、おっしゃったことをまとめてみたのでどうぞ。
当たり前のようではありますが、大人になってからだと焦りもあってなかなか実行に移す方も多くないかもしれません。
聞いた言葉を自分で使えるようになるには「意味を母語で理解できた」言葉のストックを持つという下準備が必要で、
理解できた言葉のストックがない状態では和訳作業をするにしても何も手が出ません。
そのステップをないがしろにしてしまうと、訳さずに理解することはできないのです。
逆に言葉のストックがたくさんできてくると訳さずに理解できるので問いかけに対する返答が
瞬間的にできるようになり、会話がスムーズになります。
面倒くさがらずにやりましょう。
私はリスニングや和訳を中心にやってきて、英訳問題も万遍なくやらないといけないのでは?と少し疑問に思っていたところでしたので、
自分のやり方は間違ってなかったんだ!と安心しました(^^
もちろん偏るのはよくありません。正しいステップを踏むのが大事だということです。
そして、イメージが視覚情報のみになってしまうので、ライティングだけやっていてもその外国語が使えるようになるのは難しいです…。
【方法】
の繰り返しをして、言葉のストックをためる。文章だけでなく単語を覚えるときも音声と一緒に。
それをループで回し出すことができたら、初めてまとまった英訳にも力を入れてみるという流れです。(まったくやらないのではなく、時間配分を変える。)
そしてもちろん、ちょっとストックができたら、実践として会話をするというアウトプットは大事です。
結論
- まず聞いて覚える。意味を把握してこそ耳は作られる。
- 耳を作ることと文法を学ぶことは同時進行。
- 目で見るだけ、文を読むだけ、で覚えるのは危険!
- 言葉のストックがたまれば、脳に定着させるために会話をしてアウトプット。
- これらをさらっと流さずにしつこくやる!
- 上記がスムーズにできるようになれば、初めて和訳に力を入れ始める。
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!